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この記事では、歯を失う最も大きな原因である「歯周病」と「むし歯」に対応する予防ツールである「歯ブラシ」について、書いています。
日常の何気ないでも毎日必ずやっている歯磨きをしているはずです。
それをする道具である「歯ブラシ」のことって実はあんまり考えないですよね!
もしかして自分に合わないハブラシを使い続けることによって、歯や歯茎に支障がでたり、今後将来的に支障がでる恐れがあるかもしれませんよ!
そうならないための”きっかけ”になればいいなあと思ってこの記事を書きました。
じっくりと読みこんでみてください。きっと健康の基本である「歯」のお役に立てると思います。
歯がなくなる具体的な原因について
小学生のときは、定期的に歯科検診があって虫歯があると学校の指示で歯医者にいって治していましたよね⁉
ところが、大人になると歯科検診なるものも無いですし、虫歯になって歯が痛くてたまらなくなるまで歯医者にはいかなくなっていませんか?まあ、僕がそうでしたが(笑)
それに加えて大人になるとみんながみんなとは限りませんが歯にストレスを与える酒、たばこなんかもたしなみますよね。
ですので本当は、自分で大人こそが、自分自身を統制して自分の口内をメンテナンスしないといけないんですよね!
そのへんのことをじっくりと解説しますのでじっくりと読みこんでみてください。
歯がなくなる3つの原因について
その原因は、主に、この3つです!
- むし歯 ⇒ 30%
- 歯周病 ⇒ 40%
- 欠損、割れ ⇒ 20%
欠損や割れは、衝突などの事故や、硬いものを噛んでしまったり、歯ぎしり、食いしばりなどによるものでありどちらかというと突発的でなかなか対処しづらいものですね。
やっぱり、むし歯と歯周病での原因で70%を占めてしまうのです。
むし歯の原因
口の中にいる虫歯菌が、ズバリ原因です。
飲食物に含まれる糖分を栄養とする虫歯菌が作り出した酸によって歯が溶かされて、進行すると歯に穴があけてしまうのが、むし歯の原因です。
むし歯は、悲しいですが、完全に除去することは今の科学ではできないのです。
詳しくは、「虫歯菌」で知らべてみてください。
歯周病の原因
ズバリ、歯周病の原因は歯に付着したプラーク(歯垢)の中の歯周病菌です。
その歯周病菌に対しての口内の歯茎部分の炎症反応が起きてしまう病気なのです。
口の中にいる細菌は800種類以上で、プラーク1㎎中に約1億の細菌がいるといわれているのです。
歯磨きが不十分だとプラークが取り除かれずに歯に付着したままとなりますよね。
そうすると歯肉は細菌毒素の悪影響を受け続けて歯周病になってしまうのです。
プラークが石灰化した状態が「歯石」で、その歯石は硬くて歯磨きだけでは取れないのでさらに歯石の周りにプラークが付着しやすくなる。
その悪循環で歯周ポケットが形成されると、そのポケット内にもプラークや歯石が付着してしまい取り除かれなければ更にそのその病気は進行することとなるのです。
なので、直接の原因となるものは、「歯周病菌」ですが、それが進行する要因となるのは歯ぎしり、噛み合わせの問題、ホルモンバランスの乱れ、喫煙、全身疾患などもあげられるのです。
つまり、初期の段階でのプラーク除去が本当に大切で重要なのです。
超重要! むし歯、歯周病の対策
何十年も生活していく過程では、まず人からの感染は避けては通れないでしょう。
なので、いかに、口の中を清潔に保つかという事が重要になってくるのです。
その考え方と手法について解説をしますね。
むし歯の予防方法!
やっぱり、なんといっても口の中を清潔に保つことが必要です。
そためには、歯磨きが有効です。
歯ブラシによる歯磨きにだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使用し歯と歯の間の汚れを取り除くことも重要になります。
むし歯をつくるむし歯を増やしてしまう糖が含まれる甘いものを摂り過ぎないこと、間食を減らすことも有効です。
歯周病の予防方法!
やっぱり人間は食物を食べないと生きられない動物なので、食べると必ず歯にはプラーク(歯垢)が付着しちゃいます。
なので毎日欠かさずにブラッシングをして、付着したプラーク(歯垢)を取り除くことが、基本的で当たり前のことではありますが重要な予防策です。
歯ブラシの届きにくい歯と歯の間は、歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)を使い、ちゃんと取り除くことが大切です。
プラークが固まって歯石になるとブラッシングでは取れないので定期的に歯科医院での定期的なメンテナンスをすることが必要です。
予防のまとめ 大切なのはコレ!
ここまて読んでいただけたなら、もうお分かりですよね!
そうです、むし歯と歯周病の予防に共通するのは、歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスの三点セットの定期的な使用なのです。
その他にもありので、下にまとめますね。
むし歯、歯周病予防のための対策
- 歯を清潔に保つ
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスで食後歯を必ずする、歯を清潔にする - 歯を溶かす原因の糖の摂取を抑える
甘いものや間食はしない - 口内を汚さない
たばこの禁煙・節煙をする
喫煙は、ほどほどにしたほうがいいですよ!というお話し
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げ、さらに「ニコチン」はいわゆる神経毒で、血管を縮ませるてしまうので、酸欠・栄養不足状態になってしまいます。
そうなると免疫力が低下してしまい病気に対する抵抗力が落ちてしまします。
むし歯菌や歯周病菌などの悪玉菌とそれでも戦ってくれている善玉菌の威力が低下し更にむし歯、歯周病菌になりやすい体内環境にしちゃうんですよ!
また、喫煙するとたばこの煙は「ヤニ」という形で歯の表面に残るので歯がざらざらしてバイ菌が張り付いて、せっかく歯磨きなどをしてもきれいにならないのはもちろんで、いつまでも口内にニコチンが染み出しつづけることになるのです。
なんと、日本臨床歯周病学会の調査報告によるとタバコを吸っていると歯周病にかかるリスクが、1日10本以上で5.4倍、本数に関係なく10年以上で4.3倍もあるという調査結果が出ているんですよ!
アルコール自体は無糖なのでむし歯には関係ないですが⁉…というお話し
お酒はお酒でもウイスキーや焼酎などの蒸留酒は、含まれる糖質がほぼゼロなので、虫歯には影響しにくいと言えます。
逆に、ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒、チューハイ、甘めのリキュールを使用したカクテルなどのアルコール飲料には糖分が含まれているのでむし歯の原因となる可能性があります。
でも問題は、飲み方です。
ウイスキーや焼酎などはほぼ無糖なお酒でも、おつまみをだらだらと食べることで虫歯になるリスクが増加します。
お酒を飲むときって食事と違い飲食をしてる時間自体が長時間ですよね。
ということは歯が虫歯の危険にさらされている時間が長くなるので、虫歯になってしまうリスクが高いということです。
結果、お酒は糖質のあるものはもちろんですが、無糖の蒸留酒であっても実はそれ以上にお酒と一緒にたしなむ「おつまみ」が危険なのです。
酔っぱらってそのまま寝落ちしないで、必ず歯磨きをしてから寝るととても危険です。
歯ブラシの選び方とおすすめ5選
どんな、歯ブラシがいいのか?
歯の並びや大きさ、歯肉の状態などによって大きさ、硬さの、形状、ブラシの種類など、どんな歯ブラシが適しているかは変わってきます。
結局のところ、万人に適した歯ブラシというのはありません。
自分でもよくわからないときは、かかりつけの歯医者さんや歯科衛生士に聞いてみてください。
ただ、僕の経験上、しっくりして、効果を感じられると思える歯ブラシが一番でいちばん効果があると思います。
尚、むし歯と歯周病になるリスクを「予防する」歯ブラシについて解説しますので、すでにそれらになってしまっているかたの歯ブラシについてではないので、ご注意くださいね。
予防効果ある歯ブラシの形状について
ヘッドの形
大きさの目安としては、上前歯の幅2本分くらいです。
大きいと奥歯まで届かないですし、小さすぎると、たくさん動かさないといけないので磨き残しの原因になります。
ただ、ちゃんとケアするぞという気持ちがあるのであれば、やはり大きいより小さめで磨き残しの無いようにマッサージをするつもりでゆっくりと時間をかけてブラッシングすることをおすすめします。
僕は、この要領で歯茎からの出血が止まりました!
毛の硬さ
毛の硬さは、「普通」がいいです。
好みで硬めや柔らかめを使いたいかもしれませんが、「予防」を優先するのであれば、「普通」です。
一般的に「硬め」は、すでに歯垢が沢山ついていたり歯石になりつつある方向けで、「柔らかめ」は、既に歯周病になってしまっている方向けと思っています。
毛の密度、並び
密になりすぎていたり、逆に隙間が多かったりすれば効率的なブラッシングができません。
ですので3列もしくは4列の歯ブラシがベストです。
毛先
毛先が細くなっているもの(テーパード毛)がいいです。
毛先が細くなっているものは、歯茎のポケットや細かいところまで毛が届く感覚があり、優しい磨き心地ではありますが、擦掃効率が高いです。
ただし、極細だと刺さるような感覚でブラッシングに痛みを感じたり、歯の表面の磨き効率が落ちるのであまりに細すぎる毛先はおすすめできません。
ブラシの形状
フラットが断然おすすめです。
毛先が揃っているので効率よく一度に表面が磨きやすいです。
歯の側面は連続した平面ではなく歯と歯の間はくぼんでいますのでが、表面だけでなく裏面は逆の形状ですし奥歯などは上面も広い面積があってちゃんと磨く必要があります。
ですので、とくに歯並びの悪い方は「山形」や「凸凹」タイプをうたい文句にしている歯ブラシメーカーもありますが、オールラウンダーなのは、表面がフラットなタイプです。
歯と歯の間や歯茎の隙間などの磨きにくい箇所は、歯間ブラシやデンタルフロスを兼用すればいいのですから。
それでも気になるようでしたら、表面はフラットですが、長短の毛が二段になっているタイプもあるのでそちらがいいですよ。
NO1 ライオン マキシマ 歯ブラシ DENT. MAXIMA 12本入 MS ミディアムソフト
- アマゾン評価4.5
- 毛の台座が薄くて奥まで届きやすい
- ネックが細くて口元がらくちんで奥まで入りやすい
- 舳先が長短2段でフラット
NO2 クリニカ アドバンテージハブラシ 3列 超コンパクト ふつう3本セット
- アマゾン評価4.3
- 弾力フィット毛でスキ間の歯垢もしっかりかき出す
- ヘッドの台座が薄く奥歯の奥まで届く
- ペングリップで持ちやすく、軽い力でみがきやすい
NO3 ジーシー GC ルシェロ B-20 ピセラ 歯ブラシ 5本セット M ふつう
- アマゾン評価4.5
- ブラシの上部が飛び出ていて奥歯の後ろにピッタリして磨きやすい
- 防水加工で突然の雨でも安心
- 舳先が長短2段になっていて磨きやすい
NO4 かなや刷子 馬毛歯ブラシ小
- アマゾン評価4.5
- 天然の馬の毛を使用し使い込むと毛先が尖り、歯になじんできます
- 3~4ヶ月は使えてコスパがいい
- 天然毛で馬はしっかりしているが細く歯間にも毛先がキチンとはいる
(※現在の僕の愛用品です)
NO5 システマ ハブラシ 4列 超コンパクト ふつう
- アマゾン評価4.1
- ライオンの歯周病ケアに特化歯ブラシ
- 超薄型ヘッドで奥歯までしっかり届く
- 先がとがりすぎていないが極細毛で歯と歯茎の間まで入る
※上記ランキングでのアマゾン評価は2020年11月のもの
まとめ 歯のメンテナンスをちゃんとして健康的な生活を楽しもう!
この記事で伝えたかったこと
髪は抜け始めてわかるなんて言われますが、歯についても同じです。
歯は知らぬ間に寿命が短くなり、抜ける直前まで気づかない人が多いのです。
そして、何より歯は抜けてしまうと思っている以上にダメージが大きいです!
- 治療費がかかる
- 見た目が損なわれる
- 食事の楽しみが減る
- 顎の関節が弱くなる
- 噛む力が弱くなる
- ・・・・・
どうでしょう⁉ 生活するうえでの楽しみも減るし人によってはメンタル的、経済的にやられてしまう事もあるでしょう。なにより身体が健康的でなくなるので当然、ココロ、精神的な健康も損なわれてしまうでしょう。
ただ歯は、髪の毛と違って日ごろのメンテナンス、ケアを適切にすれば歯を失うリスクはグ~ンと減ります!
ぜひこの記事を参考にしていただき、正しいブラッシングを適切な歯ブラシでしていただき磨き方とあわせて予防法を身につけてあなたの歯を守っていきましょう!