初心者バイクライダー必見 ヘルメットの選び方

バイクって、買ったはいいけど、最低限必要で大切なものってなんだろう?

それはね、意外と軽く見られがちなんだけど、ズバリ、ヘルメットだよ!なんでかってことを分かりやすく説明するね。Twitterアカウント

お気に入りのバイクを買って、いざ乗ろうと思っても、最低限必要な装備って必要です。
なので、無ければ、そろえる必要があります。

自動二輪(中型)以上の運転免許をもっている方はお分かりですよね。僕がかってに思っているのですが、バイク乗りには最低限必要な「バイクを乗るための三種の神器」つまりヘルメット・ジャケット・グローブです。

この記事では其のなかで最も大切で命を守ってくれるヘルメットについて詳しく説明とおすすめを紹介しますので最後まで読んでくださいね。

初心者ライダーのヘルメットの選び方

バイク用品店に行くと、ヘルメットコーナーには、実に多くのメーカー、タイプ、カラーなどいろいろな種類が豊富にあるのでヘルメット選びを悩んでしまいますよね。

ライディングギアには様々な装備がありますが、その中でも最も重要なのがヘルメットです。
ここでは、基本的なバイクヘルメットの選びかたを、ポイントを押さえながらちゃんと解説しますのでじっくり読んでみてください。

ヘルメット タイプ別特徴について

ヘルメットのタイプごとに12項目でのそれぞれの特徴を5点満点のポイント性向で発表するので参考にしてね。
タイプ フルフェイス  システム   ジェット   スモール 
 ジェット 
  半帽    オフロード 
安全性 5 4.5 4 3  1  4
脱着性 2 3 4 4  5  3
解放感 2 3 4 4  5  3
軽さ 3 2 4 4.5  5  2
防風性 5 4 2.5 2  1  2
快適性 2.5 3 4 3  1  3
価格 3 2.5 4 4  4  3
デザイン性 5 4 3 3  3  3
ツーリング 5 4 3.5 2.5  1  2
街乗り 3 3.5 4 4  4  2
スポーツ 5 3.5 1 1  1 1
オフロード 3 3 1 1 1 5

ヘルメットの選びかたフローチャート

STEP.1
用途はなにかを決める
どんなバイクに乗って何をしたいのかを自分に問いかけてみる。
ツーリング?レース?街乗り?オフロード?うえの記事のタイプ別特徴を参考にしてください。
STEP.2
予算はいくらまでか
次は肝心な予算。いくらまでなら、出せるのか、買えるのかを決める
STEP.3
安全性を最重視する
安全規格を確認してたとえ用途が街乗り専門だとしても最低でもSG規格付きを確認し、自分の頭とのフィッティング感を実際にかぶって確かめる。
サイズを間違えてしまうと快適性も安全性も損なわれてしまいます。
やっぱりなんといってもこの安全性が最重要です!
STEP.4
好きなメーカー
特になかったり、よくわからなければ、AraiかSHOEIであれば間違いありません。
STEP.5
好みのデザイン、機能でチョイス!
最後は好みで決めましょう! とはいえ、バイクの色やデザインとかけ離れず一体感があるような色合いだとカッコイイ。

人によっては、STEP.3(安全性)とSTEP.4(メーカー)やSTEP.5が逆の場合もありますね。
ただし、たとえその場合でも安全性の高いものを選択するようにしてください。

特に、決してSTEP.5(デザイン、機能)だけ、またはこれを最優先にして選ぶことのないようにしてください。

ヘルメットメーカーの(一口)特徴

Arai

日本で初めてオートバイ用ヘルメットを製造した日本のメーカーです。
SHOEIよりも多く世界のトップライダーに使用されていて信頼性はダントツ
白バイ隊員のヘルメットはAraiとSHOEIが採用されていますし市販のヘルメットは全てJIS規格以上でまず安心安全で間違いないです。
僕が最初に買ったメットです。あくまでの僕個人の考えなんですが、シールドを結合するサイドカバーがデザイン的に好みではなく、シールドの交換時など、ちょっと面倒です。

ただ、安全性では、ピカイチです!

SHOEI

日本で生まれ世界で育ったグローバルブランドの日本のメーカーです。
シェアは世界ナンバー1で、世界の数々の一流ライダーに愛され使用されています。

安全性に特化したアライに対して総合的な価値を意識したショウエイとして差別化を図っていて、安全性だけでなく、快適性やファッション性を意識したバイク乗り目線の開発にこだわっています。

個人的には、安全性、デザイン、細部の作りでナンバー1です。
(ですが、予算の関係で僕は、OGK Kabutoです(笑))

OGK Kabuto

バイクヘルメット界隈ではアライ、ショウエイに続く3番目の立ち位置の日本のメーカーです。
アライ、ショウエイと比べるとーズナブルな高品質製品で、エントリーモデルとしても人気が高い。
安全性能もJIS規格を取得していることが条件で公認レースにも使用することが可能なMFJ公認を取得したモデルもあります。なので安全性に関しては一般道を走るには十分です。

個人的には、安全性、デザイン、細部の作りでナンバー2です。
(僕のメットは予算の関係とデザイン性でこのOGK Kabutoです)

HJC

2001年には、SHOEI,Araiを抜いて世界市場シェア1位になるほど人気の韓国のヘルメットメーカーです。

このケーカーヘルメットもOGK Kabuto同様に公認レースにも使用することが可能なMFJ公認を取得したモデルもあり安全性に関しては十分です。

MARVELヒーローのアメコミや、スターウォーズなどのグラフィックモデルも製造していますし、とにかくめちゃくちゃデザインがカッコイイものが多いです。(僕の前のメットがコレのハイエンドモデルでした)
さらにこのメーカーの大きな特徴としては、とにかく価格が安く、Arai、SHOEIの同規格のハイエンドモデルと比較すると20~30%程度安く買えちゃうのところです。

ですので、日本の2大メーカーであるAraiやSHOEIにこだわらないのであれば、一考の価値は十分にあると思います。

AGV

2007年にジャケットで有名なダイネーゼの子会社になったイタリアのヘルメットメーカーです。
MotoGP、世界GPでの有名なレーサーが着用していたことで特に海外で有名です。
このAGVヘルメットとDAINESEのジャケットを合わせるとカッコよくて人気ですし、海外製のバイクともマッチしやすいですね。
特徴はキャラクターやパロディデザインなど遊び心ある派手目なグラフィックと鋭いあごのラインの外観です

【法律】ヘルメットの基準について


ヘルメットは、必要だってことは知ってるんだけど、いろいろな形のがあるけど、なんでもいいのかなあ⁉

バイク乗りで、一番大切なものってやっぱり自分の体で最も大切な「頭」を守ってくれるヘルメットですよね!

そのヘルメットについて、法律も絡んでくるので、その大切なことを分かりやすく解説するので最後までよんでくださいね。

ヘルメットの役割

ヘルメットは、バイク走行中に事故にあってしまった時など、頭部全体、さらに命を守るために重要な役割があります。

警視庁によりますと2014年から2019年までの5年間で東京都内のバイク事故による死亡人数は、210人と報告されています。

そのうち損傷主部位は、頭部が約半数の100人、次いで胸部が56人、腹部が17人となっていて、バイクでの死亡事故では、頭部の損傷が主要因となっています。

必ずバイクに乗車するときは、自分の命を守る、そして家族の不幸を呼ばないためにも必ず安全なヘルメットを正しくかぶり頭部を守りましょう!

二輪車乗車中の死亡事故 損傷主部位(平成26年~平成30年)警視庁

二輪車乗車中の死亡事故 損傷主部位(平成26年~平成30年)警視庁

警視庁:二輪車の交通死亡事故統計
初心者バイクライダー必見 ジャケットの選び方

【法律】公道を走るのにヘルメットの基準はあるのか?

まず、ヘルメットは、たとえ原付ばいくでも必要で、二輪車のヘルメット着用については、道路交通法第71条に規定されています。

着用義務であり、たとえ着用しなくても罰金はありませんが、1点の罰則があります。
罰則や罰金のことよりも、イノチを守ってくれる大切なものですので必ず着用しましょう。

《法的基準について》

道路交通法第71条に規定には「乗車用ヘルメットの基準は、内閣府令で定める」とあり、その政府が定める基準はというと道路交通法施行規則に記載されていて以下の通りです。

(乗車用ヘルメット)
第九条の五 
第七十一条の四第一項及び第二項の乗車用ヘルメットの基準は、次の各号に定めるとおりとする。
一 左右、上下の視野が十分とれること。
二 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
三 著しく聴力を損ねない構造であること。
四 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
五 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
六 重量が二キログラム以下であること。
七 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと。
電子政府の総合窓口
 
この道路交通法施行規則に記載されていている基準をを僕なりに解釈・翻訳すると、以下の通りです。

一 左右、上下とも見えること。
二 風で視界が見えなくなるような造りになっていないこと。
三 ある程度は外の音が聞こえる造りであること。
四 衝撃吸収性があって、直接地肌に接する穴や空間がないこと。
五 簡単に脱げないように固定できるあごひもがついていること。
六 重さが2kg以下であること。
七 鋭利な突起物や刃物などがついていないこと。
 

《ヘルメットには基準があるのか》

⇒あります!

ただ、この基準には、数値的具体的な基準ではななく、抽象的な基準があるという事が分かりますね。

超簡単にその基準をいうと、以下のとおりになります。

「走行中に視界や聴力が確保され、あごひもがって穴が開いていない2キロ以下の鋭利な突起がない」ということであって、そんなに重厚なものでなくても、例えば、中学生の通学のヘルメットでもOKという事になります。

それが基準です。

【安全性】ヘルメットの規格について


ヘルメットをする基準は、わかったけど、これは安全だよみたいな規格のようなもとってあうのかな。ヘルメットを選ぶときに知りたいわ。

ヘルメットには、いくつかの規格がありますので詳しく、超分かりやすく説明します!
この規格は、とくに「安全面」、「売り買い」にとっても、とても重要ですので熟読してください。

いくつかの規格がありますので説明しますね。
この規格は、とくに「安全面」、「売り買い」にとって、とても重要です。

PSCマーク

(下の写真の左側)

消費生活用製品安全法という法律に基づいた規格で特定製品として定めらた製品は、この規格をクリアしないと作っても売ってもいけないというものです。

二輪車のヘルメットは、その特定製品に定められているので、日本国内で販売されているヘルメットは必ずこのPSCマークが付いてないといけないということです。

このPSCマークが付いてないと販売ができないので、買取り店にも買い取ってももらえないという事です。

SGマーク

(下の写真の右側)

SGマークとはSafety Goodsの略で、(財)製品安全協会という団体が認定する製品に表示されるマークです。
このマークが表示された製品に起因する事故で損害が生じた場合は、保険金が支払われます。(最高1億円)
ただし、SGマークの有効期間内が、支払い条件になっているので、このマークがあってもその期限が重要になってきます。

上の写真のように、二輪乗車用ヘルメットの期限は通常、購入日より3年間となっているので、製造年月日から、新品で購入した期間がはなれているんであれば保証書やレシート、領収書など購入履歴が証明できるものを補完するようにしてください。

製造年月日は、JIS規格適合ヘルメットであればそのシールに記載されています。(下のJIS規格の画像参照:180413で2018年4月13日)

国内で販売されているヘルメットは必ずと言っていいいほど上の記事で説明したPSCとSGが一緒のシールで貼られているが(上の写真のとおり)SGは(財)製品安全協会という団体任意で取得する規格で別ものです。

ですので、うえの記事で説明したPSCと違ってこのSGマークがなくても国内で販売することに関しては問題はありません

SGマークは強制ではありませんが、国内で販売する上で安全性をアピールする必要から、国産ヘルメットのほぼ全てにSGマークが付いています。

ですので海外からの輸入ヘルメットの中にはSGマークが付いていないものもあります。

JIS規格 

JIS規格とはJapanese(日本の) Industrial(工業) Standards(規格)の略で、(財)日本車両検査協会(VIA)という団体が認定する製品に表示されるマークでSGマークよりも厳しい規格です。

上の画像は僕のヘルメットの写真なのですが、このJIS規格マークのシールで、モデル名、サイズと製造年月日が記載されていて確認できますね。(製造日:180413で2018年4月13日)

ですので、この規格も販売認可とは違うのでSGマークと同様にこのマークがなくても国内で販売することは可能です。

JIS規格では、125cc以下のオートバイに乗ることを想定したJIS1種、そして無制限のJIS二種があり、当然、排気量無制限で使えるヘルメットのほうが厳しい基準をクリアしています。

上の僕のヘルメットの写真では、「乗車用安全帽  2種(前排気量対応)と記載されていることが分かります。

SNELL規格

アメリカのSNELL(スネル)財団という団体が規定するヘルメット規格で、世界で一番厳しい規格と言われています。

この財団は、バイクレースの事故で無くなったピート・スネル氏の友人が、全てのライダーに安全なヘルメットを使用してもらうために非営利目的で設立したものです。

スネル規格の特徴として 「最大可能な防護こそ、望ましい最終的なゴールである」という理念のもとに、対貫通性、つまり割れや、ヒビが生じないというヘルメットそのものの丈夫さに重点を置いている、とても厳しい設定がされているのです。

JIS規格よりも強い衝撃テストでしかも頭に伝わる衝撃の許容範囲はJISよりもシビアなのです。

また五年ごとにこのテスト内容は更新されておりそのたびに厳しくなっていて、現在は2020年、次回更新2025年となっています。

ECE規格

国連欧州経済委員会 Economic Commission for Europe が作成したヘルメット安全規格です。

ヨーロッパをはじめとした世界50ヶ国以上で採用されているもはやワールドスタンダードな規格
このECE22.05の認定をうけていればMotoGPをはじめSBK、鈴鹿8耐、フォーミュラ、FIM、AMA、WERA等、モトクロスやロードレースの世界の大会で使用できるのです。

このECE規格は、SNELL規格とは逆に「帽体が壊れることで衝撃を吸収する」というクラッシャブル構造で安全を確保しているというのが特徴です。

MFJ規格

JIS規格を取得した製品で、MFJ(財団法人日本モータサイクル協会)が定めた安全基準をクリアする製品です。

MFJが主催、協賛するレースに出場するには、MFJ認定のヘルメット、装備品でないと出場できません。(レース車検に通らない)

左がSNELL(スネル)規格をクリアしたヘルメットに貼られるマークSNでFIMという世界のモーターサイクルスポーツ活動を管理している組織のレースに出場できる規格となっています。

対して右はMFJ公認のレースのみとなっています。

まあ、この規格は、レース競技に出場しても問題ないのかを規定するもので、基本的にSNELL(スネル)が通るなら必ず認定は貰えると考えていい規格です。

将来的に、国内のレースにも出たいという思いがあるのであれば、このMFJ規格のあるヘルメットを購入したほうがいいですね。

Arai規格

日本のヘルメットメーカーのアライ(Arai)社が独自に定めている規格です。

その規格は、世界一厳しいといわれるSNELL規格を上回る厳しさで有名です。

レースライダーフだけでなく一般のライダーの中にも、その高信頼性を評価して長年アライ製品を使い続けるいわゆる「アライ派」も多く存在しています。

SNELL規格をパスしたオープンフェイスヘルメットは、Araiしかないのです
SHOEI、OGK、WINS、SHIMPSONなどオープンフェイスタイプでSNELL規格をパスしているモデルが無いのです。

どれだけ、厳密なのかがよくわかりますよね。

なので、とくに初心者ライダーのかたで、視界を求めてオープンフェイスのヘルメットがほしいのであれば、やっぱり安全性に優れているAraiを断然におすすめします!

ヘルメット 基準(法律)と規格(安全性)のまとめ

基準(法律)について

公道で使うヘルメットは道路交通法施行規則の第九条の五項で定められた7項目をクリアしていればOK

だから、自転車通学用のヘルメットや工事現場用のヘルメットでも違反にはならず罰則もないのです。

規格(安全性)について

ヘルメットの安全規格にはSG/JIS/SNELL/ECE/MFJ/Araiなどいくつもの規格がある

規格なしのヘルメットでも道交法違反ではないですが、安全性の面から最低でもGSマーク付きのヘルメットをかぶりましょう。

僕はというと、バイクという乗り物は、とっても楽しく人生を豊かにしてくれる乗り物ではありますが、反面、事故、転倒の危険性を常にはらんでいるのもなので、JIS規格を取得したヘルメットを使うようにしています。

ヘルメットの装着について

ヘルメットの安全規格にはSG/JIS/SNELL/ECE/MFJ/Araiなどいくつもの規格がある

つまり法律(道交法)では最低限の安全確保しか義務付けていないのです。
ですので、それ以上の安全性を確保するのは、やはり運転するライダー次第、の考え方次第ということです。

別の記事で書いていますが、公道は、自賠責保険の加入だけで走れるのでが、万が一の保障を考えると任意保険の加入が必須であるということと同じですね。
週末ライダーのバイク保険の選び方とおすすめ

【用途選択】ヘルメットのタイプについて


初心者のわたしがどうやってヘルメットをえらべばいいのか、選び方を教えてほしいわ!おすすめってあるかしら⁉

そうだね!初心者が選ぶポイントとそれを受けてのおすすめを紹介するね!

この記事は、初心者向けとはいえ、この記事を、ここまで読んでくれたのは、少なくとも、ヘルメットがとっても大切で命を守ってくれるものという事をちゃんとわかってくれたかただと思います。

これから、バイクに乗られるかた、買い替えようと思われているかたもいらっしゃると思います。

レーサー、ベテランライダーの方以外の、そんな方のための売王ヘルメットを選ぶときのポイントとおすすめを紹介させていただきます。

まずは、基本的なバイクヘルメットの種類から説明しますね!

フルフェイス


安全性が一番高く、ヘルメットの中でも主力の製品
です。
中央のバイザー、空気の取り込み穴、湿気を抜くようの穴、交換可能なインナーなど基本的な装備が盛り込まれています。

goodなところ
なんといっても耐久力も高く安全性も高い。
カラーバリエーション、デザインが豊富。

badなところ
脱着が面倒で特に眼鏡を付けている人は、毎回外す必要がある。
夏は暑い。相対的に値段が高い。

僕のアドバイス
全てのライダーにつけとほしいところですが、少なくとも高速道路に乗るときは絶対にこのタイプにしてほしいです。

システムヘルメット

 

フェイス部分のバイザーを開ける事ができます。顔の部分を露出させる事ができるので色々な場面で役立ちます。Bluetoothヤサンバイザーなどの機能がついてるのももあり機能的でツーリングにもむいています。

goodなところ
脱着もフルフェイスに比べて楽。夏場の猛暑で街のりのときや、信号待ちの途中にバイザーを上げて飲み物を飲むことも出来ます。でも一番は、ヘルメットを付けたまま眼鏡の取り外しができるとこころかな。

badなところ
ヘルメットの中では最も重いタイプで軽量化したものは、とくに高額。
部品点数が多くなるので、耐久力、防御力、安全性がフルフェイスと比べると劣る。

僕のアドバイス
高速道路はフルフェイス、街乗りはこのタイプでと2コ持ちしたい。(余裕があれば)

ジェットヘルメット

白バイ隊員はこのタイプです。シールド付きなので直接、顔に走行風が当たらない。
あごの部分が解放された構造なので着脱が容易で、視界も広くて開放感があります。

goodなところ
脱着がしやすく顔全体が開いているので開放感がある。
軽量なので首への負担が少なく、疲労感が少ない。

badなところ
風の巻き込みが多く、高速や長時間走行では運転しづらい。
事故の時は顔面を怪我したり顎をぶつける可能性があり、安全性に劣る。
顎の部分が無いので持ちにくい。

僕のアドバイス
交通量の少ない街乗りでは快適だけど、それ以外はあまりおすすめしません。

 

ストリート系スモールジェット

基本的には、街乗り専用、配達の方用です。シールドが付いていないモデルが多いのでサングラスやメガネを付けたりシールドも付けられて個性的なスタイルで使える。

goodなところ
脱着がしやすく顔全体が開いているので開放感がある。
比較的安価で軽量で通気性が高く蒸れにくい。カッコイイ!

badなところ
事故の時は顔面を怪我したり顎をぶつける可能性があり、安全性に劣る。
顎の部分が無いので持ちにくい。

僕のアドバイス
交通量の少ない道路や配達の方以外はおすすめしません。
(キムタクが”グランメゾン東京””でかぶっていたからと言ってマネしないほうがいいですよ!彼はカレ)

半帽ヘルメット

125cc以下のバイクでしか使用することできない規格。簡易的な物が多く値段も安価で重量も軽い
顔面は絶対ムリですが後頭部もガードできないリスクがあります。

goodなところ
脱着がしやすく開放感もありCAPタイプの帽子と同じような感覚で使用できる。
簡易的な物が多く値段も安価で重量も軽い。

badなところ
事故の時は顔面を怪我したり顎をぶつける可能性があり、安全性に劣る。
顎の部分が無いので持ちにくい。

僕のアドバイス
田舎の交通量がほとんどない道路を走る方以外はおすすめしません。
(所ジョージさんが被っていますが、マネしないほうがいいですよ!彼はカレ)

オフロードヘルメット

 

バイザーは前を走行してるバイクから跳ね上げ泥や石の防御、日よけ効果あります。
オフロード競技用がメインですがモタードタイプのバイクとの相性はバッチリ。

goodなところ
バイザーで泥や日差しを防げる。
顎や口元をしっかりガードしているので防御力、安全性が高い。
口元の突き出した形状によりフルフェイスより呼吸がしやすい。

badなところ
バイザーにより風の影響で高速道路では乗りにくい。
雨の時は顔がぬれて、ゴーグルの隙間から水しぶきが入り込む。
比較的に値段が高く大きく重いの長距離だと首が凝りやすく持ち運びも大変。

僕のアドバイス
基本的には、オフロード競技用なのでオフロードバイクの方向け。モタードタイプのバイクの方はこのタイプがマッチするので逆に他のタイプは、やめたほうがいい。

用途別 ヘルメットのおすすめ各3選

冒頭の、「ヘルメットの選びかたフローチャート」で説明しましたが、まず、用途、予算そして安全性が重要なキーとなる選び方です。

ですので、そのなかで、個人ごとに異なるのは、「予算」だとは思いますが、新品のヘルメットを購入するときのガイドラインとして用途別にその「予算」と「規格」を設定します。

基本的には、「規格」は「予算」に準じていますので、厳しい規格を取得しているヘルメットはその規格がないヘルメットに比べると高くなると考えてください。

通信販売で直接購入できるサイトも紹介しますが、SHOEIに関しては、ショウエイの講習を受けた正規販売店でないと実店舗だけではなくWEB店舗も販売出来ない制度を導入していますので、公式正規販売店のページで製品をチェックしてお近くの正規販売店で購入してください。

スポーツ走行でのおすすめ3選

おすすめ規格 JIS/SNELL
おすすめ価格帯 5万円~7万円

Arai RX-7Xシリーズ メーカーページへ

SHOEI X-Fourteenシリーズ メーカーページへ

公式正規販売店のページ

OGK kabuto RT-33Rシリーズ メーカーページへ

 

ツーリング走行でのおすすめ3選

おすすめ規格 JIS
おすすめ価格帯 3万円~5万円

Arai RAPIDE-NEOシリーズ メーカーページへ

 

SHOEI Z-7シリーズ メーカーページへ

公式正規販売店のページ

OGK ROLLERBLADE-5シリーズ メーカーページへ

街乗り走行でのおすすめ3選

おすすめ規格 SG~JIS
おすすめ価格帯 3万円~5万円

Arai VZ-RAMシリーズ メーカーページへ

 

OGK EXCEED シリーズ メーカーページへ

オフロード走行でのおすすめ3選

おすすめ規格 SNELL
おすすめ価格帯 4万円~6万円

Arai TOUR-CROSS 3シリーズ メーカーページへ

Arai V-CROSS 4シリーズ メーカーページへ

SHOEI HONET ADVシリーズ メーカーページへ

公式正規販売店のページ

まとめ 安全、安心そしてカッコよくバイクライフを楽しもう! 

 

この記事で伝えたかったこと

バイクは、買って終わりではなく、乗り続けて楽しむものだと思います。
まあ、その辺は、この記事をご覧いただいたあなたには言うまでもないと思いますね。

バイクを乗り続ける、それも安全に、安心して快適に、カッコよく乗り続けるということは、いろいろなシュチェーションごとに僕たちの人生を豊かにしてくれます。

人間の体で最も大切な「頭部」。

命に係わる「頭部」。様々なリスクから、その「頭部」を守ってあげるという気持ち。

その気持ちは、我々ライダーの一丁目一番地だと思います。

自分のバイクライフ、バイクスタイルに合った安心できるヘルメットをかぶって「頭部」を守り、命を守る気持ちがあれば、もっともっと、バイクライフが素敵ないろどりを醸し出すこと間違いありせん。

心から人生をいろどれるライダーになって、心から健康になりましょう!